短期記憶力を伸ばす方法

短期記憶力は、情報を短時間記憶しておく能力です。
短期記憶力は、長期記憶するための前段階というだけでなく、理解や思考など人の認知活動全般のためにも必要な能力といえます。
たとえば、あなたが長い文章を読んで理解するときや暗算するときに、短期記憶を意識すると思います。その意味で、短期記憶は、ワーキング・メモリーと呼ばれることも多いです。

ワーキングメモリー

短期記憶には3つの特徴があります。

1.時間的限界
短期記憶は、約20秒で消えてしまうと言われています。

2.量的限界
一時に短期記憶できるのは、せいぜい 7±2(5から9)の情報だとされます。
心理学者のジョージ・ミラーは、これをマジカルナンバー7と呼びました。

3.変容(エンコード)
たとえば、暗算するとき、読み上げられた数字を頭の中で計算するのに聞いた情報を視覚化しているはずです。ソロバンの出来る人は、ソロバンを脳裏に視覚イメージ化して動かします。

長い暗算の出来る人ほど視覚イメージは鮮明で強力です。
逆に、エンコードしないで、聞いたままの聴覚イメージだけの人は暗算もあまりできません。

ここに短期記憶力を上げるカギがあります。

たとえば、「滝川クリステル」という名前を覚えてみましょう。

では次に、この名前を逆から言ってみてください。

かなり難しいです。9文字です。
すぐに出来た人は、頭の中に「たきがわくりすてる」という文字をイメージ化しませんでしたか?
そのうえで、「るてすりくわがきた」と言えたと思います。

これを意識的に毎日トレーニングとして行うことで、短期記憶力は上がるそうです。
専門家は、誰でも 20文字くらいは出来るようになると言います。

あなたもやってみませんか?

補足:
このとき脳で行われているのは、「左脳での文字処理」と「右脳でのイメージ化」といった左脳と右脳の共同作業です。
右脳と左脳の共同情報処理を活性化するための方法として、右脳と左脳を一定のリズムで交互に使うことがおすすめです。

その方法として
目を1秒に1回時計の秒針のリズムに合わせて、左から右へ、右から左へ動かしてみましょう。(EMDRという方法です)
「C.クエスト」というCDを聞いても、同じトレーニングができます。

左右の脳の連携を強化して、短期記憶力がアップするCD
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