あなたにあった学習スタイルを見つける2

前回に続いて、自分に合った学習スタイルを見つけるのに役立つ理論を紹介します。
前に紹介したデービッド・コルブの4つの学習スタイルよりはわかりやすく、実際にも応用しやすいものだと思います。

リタ・ダン&ケン・ダンは、80年以上に及ぶ子どもの学習に関する調査をまとめて、学習に影響を与える要因を5つの領域に分類しています。

学習スタイルが記憶力に影響する

リタ&ケン・ダンの学習への影響要因分析

1.環境領域
音、光、温度、イスのデザイン

2.感情領域
モチベーション、作業への我慢強さ、従順さ、

3.社会学的領域
1人で勉強する、2人1組で勉強する、チームで勉強する、同等(の能力の)人と勉強する、大人と勉強する、不特定のいろんな人と勉強する

4.生理学的領域
五感のどれを使うか–聴覚、視覚、触覚、筋感覚、1日のうちの時間、1回の勉強量、流動性(変化)

5.心理学的領域
分析的か包括的か、直情的か内省的か

上の要因の中から、どれを選択したときに、自分の学習効率が上がるかを考えて、ベストの学習スタイルを考えてみましょう。
たとえば、ある生徒は1回の勉強時間を40分から20分にして成績がトップになったそうです。
また、勉強の前にモチベーションを高める儀式を行うことで、学習時間は変わらないのに成績が飛躍的に伸びた生徒もいます。できる限りどれが自分に合っているのか、テストしてみましょう。

今回紹介した2つ以外にも学習のスタイルにはいろいろな理論があり、たくさんの学習モデルがあります。
多くの理論に共通しているのは、各個人にあった学習スタイルは様々であり、その人に最適の学習スタイルを取ることで、学習効率が上がるということです。

従来型のクラスでの授業やテストによる勉強法では、あまりパッとしなかった生徒が、学習のスタイルを変えて、成績が急上昇した例はよくあることです。
たとえ、成績が上がらないとしても、いまの学習スタイルが合わないだけなのかもしれません。誰でも生まれながらの能力に自信を持って良いのです。

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