かんたんな記憶術 その1

記憶術で使われる手法と使い方を紹介します。
記憶しやすいように覚えたい内容を変換するものが多いのですが、変換するのが面倒な場合もあります。
実際の受験勉強などに応用できる範囲を広げるのは難しいように思えます。

今回は先ずは簡単な記憶術を紹介します。

頭文字法

覚えたいものの頭文字を抜き出して覚えるものです。
洋の東西を問わずに使われていて、名作もたくさんあるようです。

例えば、アメリカだと五大湖の名前は、「HOMES」として覚えます
これは、Huron, Ontario, Michigan, Erie, Superiorの頭文字をとったものです。

他にも、接続詞For,And,Nor,But,Or,Yet,So の頭文字からつくった「FANBOYS」も有名です。

頭文字法

日本だと
太陽系の惑星を太陽に近い順に並べた 「水金地火木土天海(冥)・すいきんちかもくどってんかい(めい)」などが思い浮かびますね。

なお、英語では頭文字はアクロニム(acronym)と言いますが、アクロスティック(acrostic)という記憶の方法もあります。日本語で言うと、折句となるそうですが、頭文字を使って、おもしろい文にして覚えてしまう記憶術です。

代表的なのは、太陽系の惑星の覚え方で、
My very educated mother just sent us nine pizzas.
(私のとっても教養のあるお母さんが私たちに9つのピザをちょうど送ってくれた)
と覚えます。(sentをservedにするなどの異説あり)

これは、Mercury, Venus, Earth, Mars, Jupiter, Saturn, Uranus, Neptune, Plutoの頭文字を使った文です。

余談ですが、惑星を英語でなんと言うかは、フジテレビのクイズ番組「ネプリーグ」にも何度か出てきた超常識問題のようですので、覚えておいて損はないと思います。

ライム:rhyme(韻)法

韻(ライム)を踏んで覚える方法です。

英語では
1年12ヶ月のうち、30日の月を覚えるのに
“Thirty days has September, April, June, and November.”
と言って覚えたりします。

韻は難しいので歌にするという方法もあります。
英語のアルファベットをきらきら星の歌で覚えるのもこの例です。

日本だと
中国の王朝名を覚えるのに
「アルプス一万尺」風や「もしもし亀よ」の節で
「殷 周 東周 春秋戦国(いんしゅうとうしゅうしゅんじゅうせんごく)」
と覚えていくのがこれに当たるでしょうか。