あなたにあった学習スタイルを見つける1

記憶力アップのためには、自分に適合した学習スタイルを見つけることが重要です。

じぶんの得意な学習スタイルで勉強すると、理解が早く、学んだことを効果的に自分のものにすることができます。
今回はあなたに合った学習スタイルを見つけるのに役立つ2つの理論を紹介します。

勉強するスタイル

デービッド・コルブの4つの学習スタイル

アメリカの著名な教育学者デービッド・コルブ(「経験学習のサイクル」の提唱者として知られている)によれば、
人は学んだことをどうとらえ、
どうやって自分のものにするか、
によって4つに分かれるそうです。

前者は、抽象的な概念として捉えるのか、それとも、具体的な事例・体験のなかで捉えるのか
後者は、積極的にやってみること(実験)に重きを置くか、内省的な観察が中心になるのか
を基準とします。

タイプ1:Converger(集中的思考ができる人)

このタイプは抽象的な概念化と積極的実験が特徴です。

論理思考が得意で、演繹的な理由付けができる
アイデアを現実に応用することに長けている
という長所があります。

タイプ2:Diverger(拡散的思考型の人)

このタイプは、具体的な事例体験に置き換えて考え、深く観察する(やってはみない)傾向が強いです。

イマジネーションが豊富で、アイデアを考え出すのが得意
ものごとをいろんな視野で見ることができる
という点が長所です。

タイプ3:Assimilator(同化する人)

このタイプは、抽象的な概念化と内省的な観察の人です。

いろんな事実やデータをベースに
帰納法的な理由付けをしたり
理論的なモデルをつくるのが得意です。

タイプ4:Accommodator(現実に適応する人)

具体的な経験や事例に則して考え、やってみて(積極的実験で)自分のものにするタイプです。
世間と関与するのが得意で、実社会では成功しやすい。


学習するとは、学んだ生(なま)の内容をトランスフォーム(変容)して、自分の脳にインプットすることだと言えます。

あなたが上のどのタイプに入るかで、トランスフォームの内容や方法が異なってきます。
自分がどのタイプに属しているかを考えて、意識的に学習したことを得意なパターンで自分のものにするようにするのが、あなたに合った学習スタイルだというわけです。

続きは次回に